美容院に行ったら髪を切られすぎてしまった。
伸ばしているから切りたくないけどダメージ部分を整えて欲しいと言ったのに切られすぎてしまいました。
こんな経験をした方、きっといるんじゃないでしょうか。
またこんな経験をして後悔してから3センチ切ってって具体的にお願いしたのにもかかわらず確実に3センチ以上切られたとか毎回オーダーより短くされてしまうとか。
これは美容師の頭の中の3センチとお客様のオーダーの3センチにズレがあるからです。
美容師は3センチ切っているつもりでもお客様に納得していただけないのでは意味がありません。
そこで僕は『3センチ切ってください』『かしこまりました』→『はい、3センチ切りました』ではなく視覚でお客様とレングスの設定を共有しています。
具体的にどうしているかと言いますと僕のワンフィンガーが約1.5センチになります。
ですから3センチの場合はツーフィンガーです。
髪に指を当てて3センチ切ると指2本分切ることになりますので切り終わった後にこのくらいの長さになります。と言った具合に切る前に長さのイメージを共有します。
指一本分だと約1.5センチ
指3本分ですと約5センチになります。
実際に目の前にあるものを定規に見立ててその長さを切ってもらえばこんなはずじゃなかったってことも少なくなるのではないでしょうか。
また、ロングヘアーを3センチ切るのとミディアムヘアーを3センチ切る場合ですと同じ3センチでも印象が全然違いますのでそのあたりも担当の方としっかりと話をしてイメージを共有していくとより良いのではないでしょうか。