先日スーパーに行ったら入り口でうなぎの蒲焼を売っていました。
なるべく見ない様にしようと思っていたのですがチラ見した瞬間蒲焼を焼いているおじさんと目があってしまいました。
するとおじさんはこれ見よがしにうちわを手にとって蒲焼をガンガン仰ぎ出したのです。
周囲はあっという間にうなぎの蒲焼の香ばしい香りに包まれ、人が集まってきました。
ちらっと横目で見てみたらうなぎ1匹¥1,500と書いてあります。
しかも中国産。
うなぎ高いなーって心の中で思っていたのですがおじさんとおばさんが何やら話をしています。
聞き耳を立てていると美味しそうなうなぎだねえ、中国産でもこのサイズだったらこの値段はかなりお得だよ、早く買わないと売り切れるみたいな話をしています。
無視して店内に入って行きましたが、ふとおじさんの買い物かごを見てみるとうなぎが入ってる。
後ろの若い主婦さんの買い物かごをちらっと見るとやっぱりうなぎが入ってる。
挙げ句の果てに店内にまでうなぎの蒲焼が売られていて、僕のうなぎ欲をツンツンツンツン刺激しまくってくるではありませんか。
本当はうなぎが食べたいです。
でも1匹¥1,500かあって考えるとやっぱりかなり高価です。
しかもうなぎ買う予定なんてそもそもなかったし。
結局最後の最後までうなぎがチラチラチラチラ目に入って気になって仕方なかったのですが今の経済状況ではうなぎを食べている場合ではないと断腸の思いでスーパーを後にしたのです。
それでもやっぱりうなぎのことが脳裏をよぎって、ああ、一年に一回くらいうなぎ食べたいなって思っていた矢先。
なんと!
今年も父から嬉しい配給が!
今年も父がうなぎをご馳走してくれました!
帰ってオーブントースターでうなぎを温めてうな丼にしていただきました。
うーん、美味しい。
なんだかスタミナがついた気がしてこれで今年の夏も元気に乗り越えることができそうです。
父ありがとう。
次はいつうなぎを食べることができるかわからないけど頑張って働いて今度は自分のお金で美味しいうなぎが食べられるように頑張りたいと思った土用の丑の日でした。