月曜日の朝、けたたましいドリルの音で目が覚めました。
時計を見ると朝8時。
工事なんていつもそこかしこでやっているけどさすがに壁一枚隔てた向こう側でコンクリートにドリルを突き立てる音を聞きながらスヤスヤ眠れるほど僕は無神経ではなく渋々起きることにしました。
せっかくのお休みなのでもう少しゆっくり寝ていたかったのですがこりゃ明日の朝もあのドリルの音で目覚めなきゃいけないのかと思うとさすがにたまらないと思い急遽今晩の寝床を探すことに。
どうやら田貫湖のキャンプ場は予約が要らないらしくキャンプ場ランキングサイトで2位になっていたこともあり天気予報を確認して今日は田貫湖でキャンプすることにしました。
湖畔のキャンプ場は初めてでしたが到着したキャンプサイトからは富士山と田貫湖がキレイに見えて景観はバッチリ。
いつもはキャンプ場貸切のことが多いのですがこの日は先客がポツリポツリ。
駐車場からリアカーで荷物を運んで設営して後はビールを飲んでゆっくりと過ごしました。
そんなこんなで1日目はまあこれといって難なく過ごしたのですが朝方4時、タープに当たる大きな雨の音とホーホケキョっていうウグイスの鳴き声とモーモーモーモーいってるウシガエルの鳴き声で目が覚めました。
天気予報では月曜日が晴れで火曜日が曇りだったのですが、梅雨の天気予報はあってないようなものですね。
そのままとりあえず二度寝してまた8時頃起きたのですがさっきより酷いんじゃないかってくらいの大雨。
幸いにも濡れて困るものはしっかりと屋根の下にしまってあったのですがもしかしてこれってびしゃびしゃのまま撤収しなきゃいけないんでしょうか?
すっかり油断していたので傘も持ってないし、いや傘があるとかないとかじゃなくてびしょ濡れになりながらびしょ濡れの道具をしまって帰ってからまた干すのはかなり憂鬱です。
うーん、どうしよう、なんてぼーっと悩んでいるうちに雨が上がってきてあっという間にテントとタープが乾いてしまいました。
ラッキー!
てことでキレイな紫陽花を眺めてゆっくり撤収しました。
6月の田貫湖は紫陽花が素晴らしくキレイでした。
湖というロケーションも新鮮ですごく素敵でした。
ただ、唯一恐れていたこと。
ブヨです。
昨日ネットで調べたんですがブヨって小さなハエにそっくりでハエとの違いは飛ぶ時にブーンて音がしないことなんだそうです。
たちが悪いのがブヨはかじってくるんですがそのかじる時に麻酔みたいなものを出してくるらしくかじられた瞬間は全く何も感じないってことです。
ハッカスプレーを身体中に吹きまくっていたにもかかわらず4箇所もかじられてしまい今日はすごくかゆかったのでムヒを塗ってサロンワークをしました。
ウグイスとウシガエルの鳴き声と雨がタープを打つ音で起きるほうがコンクリートにドリルで穴を開ける音で起きるよりははるかに目覚めは心地よいですがやっぱりキャンプをするにはもう暑いし虫が出る季節になってきたのでしばらくキャンプはお預けですね。
次はもっと標高が高いところに行きます。