おそらく人生で初めてちゃんとパチンコに挑戦した日 つづき

続き

 

パチンコ台に座ってみて初めて知ったのですが、上の方のデジタル版に今までの当たりの回数だったりとかのデータ?色々な数字がたくさん並んでいました。

パチンコってハイテクなんだなって思いながらも数字を見ても当然意味がわかるはずもなく、パチンコ台の横にあるお札を入れる場所であろうところに千円札を入れていざパチンコスタート。

とりあえず手元のレバーをひねってスタートしましたが、いきなり画面に『左打ち』という表示が出てきてその左打ちが何のことなのかわかりません。

パチンコにたまに行くという友人に電話をして左打ちが何のことなのか聞いてみたものの、パチンコの音で友人が何と言っているのかまったく聞こえずやむなくそのまま電話を切りました。

隣のおじさんをチラ見してみるとレバーに10円を挟んでいます。

なるほど、10円を挟めばレバーを押さえておく必要が無くて楽なんだなと思って僕も真似して10円を挟もうと試みたのですがどこにどう挟んでいいのかわからず結局断念。

そんなことをしているうちに玉は台にどんどん吸い込まれてかなり玉が減ってきました。が、大丈夫。何しろ僕は初心者。今日はビギナーズラックで勝てることが保証されているのです。

なーんて思っていた矢先、キタキタ!

じゃかじゃか音がして玉がたくさん出てきました!

どうやら『当たり』ってやつでしょう。

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この¥1,000をとりあえず¥10,000くらいまで増やしその軍資金を元手に今度は4ぱちに移動してまあ¥30,000くらい勝てれば今日のところは御の字かなと、うまくいけば¥50,000くらいになってそしたら友達に焼き肉でもおごってあげようかな、と。

 

 

 

どのくらい時間が経ったでしょうか。

一時間は全然経っていないと思います。

惨敗っ…!!!まさかのスカンピンっ…!!!

どうしたんだよ、ビギナーズラックじゃなかったのか!?

しかも一番不可解なところがなんで¥1,000握りしめてきたのに¥2,600負けたんだ!?

こんなはずでは、こんなはずではーーー悔しい!!!

あまりの悔しさにそそくさとパチンコ屋さんを後にしました。

帰り道、歩きながらいろいろなことを考えました。

¥2,600あったら何ができただろうって。

贅沢なランチも食べられたでしょう。最近の週一の楽しみであるTACOCAFEのたこ焼き一体何週間分だったんだろう。梅が島にキャンプに行けば2泊してデイキャンして丸三日楽しめたのに…。

あまりにも悔しい!!!

これがよくカイジで読んでいるギャンブルの悔しさなのかと思い知らされましたが、いやいやちょっと待てよ、冷静に考えると予算は大幅に超えてしまったとはいえギャンブルでの¥2,600の負けって実はかなりいい方なんじゃ?

実際友人に話を聞くとうん万円負けたとかザラだし、ひどい時にはうん十万円負けたとかいう話を耳にすることもあります。

そこで、この悔しい気持ちをどうにかしようとギャンブル好きな友人に¥2,600負けたと悔しさをぶちまけてみました。

きっと『そのくらいで済んで良かったね』とか『そんなもんじゃ負けのうちに入らない』とか言われて『やっぱりそうだよね』って感じになると思っていたのです。

ところが友人から帰ってきた答えは意外なものでした。

 

『¥100でも負けたらギャンブルは悔しいからね』と。

 

そう言われてまた治まりかけていた悔しさが胸の奥からふつふつと湧き上がってきたのです。

いやーそれにしてもギャンブルは奥が深いです。

しかし、今回のパチンコでわかったことは僕のビギナーズラックをもってしても勝てないギャンブル、やっぱり僕はギャンブルは向いてないみたいですね(苦笑)

この悔しさは次のギャンブルの時まで胸の奥にしまっておきたいと思います。

次は何十年後になるかわかりませんが。

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お客様にはご迷惑をおかけして大変申し訳御座いませんが、次の営業は22日の12時からとなります。
よろしくお願い致します。
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